発狂皆伝までやったこと/発狂皆伝は誰でも取れるのか

たぶん長くなるのでそう言うの読む暇人のためのアレです。

結局ただの自分語りです。
自虐話でもあり自慢話です。
順当に上手くなれる人はこんなの見ないで順当に上手くなりましょう。

それとこれは上達指南の記事ではなく、あくまで自分はこういう思想でこういう練習をして来ましたっていうただの独り言です。

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発狂皆伝になれました。プレー回数は小指垢と合わせて58000回くらい

■さいしょに

自分は正直、発狂BMSにおいて才能がないと自分を評価しています。

実際には音ゲーの才能って【ある/ない】の0と1に分断されることはなく、
自分よりももっと才能のない人は居るし、譜面属性によって才能があったりなかったりもするだろうし、そもそも才能ってなんだって話でもあったりする訳ですが....
一応ここでは努力しても他の人と比べて伸びない属性的なイメージで捉えて頂けたら...

総合的に見ると得意な譜面傾向は多かったと思います。
ただ、弐寺もとい発狂BMSにおいて最も重要とされる属性の「物量地力」においては
発狂皆伝たちの中では才能は無かったんじゃないかなと思います。
(って話をしたときに「才能」という言葉を毛嫌いする人が一定数いるけど
 そう言う人はセンスが無かったとか苦手だったとかに置き換えて下さい)

ただ何となく出来なくて「才能ないわー、辛いわー」と言いたい訳ではなく、
本気で上手くなりたくて、考えに考え、指を動かし、継続し、色んな人のブログを参考にし、色んな人に直接アドバイスを貰い、試行錯誤を続けて、
それを数年単位の時間をただの一度も長い間を空けず鍵盤を叩き続け、

そこまでやっても皆が普通に叩ける譜面が叩けなかった自分でも発狂皆伝は取れました。

って事実を、今後もしこれを読んだ「どこかのだれか」に届けられたら。

そんな気持ちを込めて、いままで自分がやってきた事、考え方、対策、試行錯誤など書き残したいと思いました。

参考になるかは分かりませんし、自分の通りにやって発狂皆伝が取れるとも言いません。
普段はあんまりこういう事を書かないのだけれども、長い音ゲー人生の1つの区切りとして...みたいなアレです。

それとこういう話題をする時に「音ゲーに才能なんて関係ない、ただの甘え、努力不足」と反論される方がいるので
一応それに対する自分の考えも書きたいと思います。

beatmania時代

思えば皆伝を取るまでもそんなに早かったわけでもなかったです
当時は小指皿で、運指はおそらく半固定?
(右手4567だけ固定して123は左手でベチャベチャ自由に押す感じ、皿+3の時だけ右親が3に出る)


皿絡みが当然壁となり、皿+3が片手で取れなかったお陰で嘆きのデニム+皿とか割れても拾えなかったし
当然3y3sとかコンフィなんて出来るわけも無く、エルフェリアの中盤でゲージが空っぽになる日々でした


それまではひたすらイージー特攻!ハード特攻!のスタイルでやってたのですが、
B+あたりのハード狙い(えいにゃとか)の頃にぱったりランプの更新が無くなって
ほぼ毎日弐寺やってたのに2ヶ月半以上何のランプ更新も無かった時とかあってかなり辛かったです。

そんな時に【*過去にハードついた曲の再ハードをして安定感を上げる】と
【*全体的にBPを減らす意識】の大事さを教えてもらって、
ランプ収穫にあまり固執しなくなりました。

所謂【下限地力上げ】ですね。基礎を固めましょうってやつ
(*地力には下限地力、上限地力、
 更に言うと下限の下限地力、下限の上限地力、上限の下限地力、上限の上限地力があると自分の中で分けて考えてました)

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雰囲気こんな感じ。さらに下にはFC埋めとかがあったりスコア狙いとかも何処かにある

そりゃ新規ランプつけば嬉しいけれど、何の新規ランプにもならない「再ハードする」っていう目標を掲げて頑張った事は
今でも「ランプ更新だけが全てじゃないんだな」っていう考えの基礎を作ってくれた感じがします。
この考えは割りとモチベを長く維持し続ける上で自分の役に立っています。
再ハードできなくてもBPが1減った、なんか難しい配置が思いのほか叩けた、調子の割に指が動いた、も収穫です。

そんなでも一応A全白A+未難1とかまで出来てcopulaの時に皆伝取得
BMSは旧発狂四段くらいだったかな。発狂五段はエンスノが出来なかったしコルプラは皿が絶望的でBP200以上出てたよね

・ここでのまとめ

【*過去にハードついた曲の再ハードをして安定感を上げる】
【*全体的にBPを減らす意識】

 


■手首に変える

地力Sをちまちまハードしていって、クロペンはハードできた辺りでコンフィはイージーすら全然出来ずに皿の壁に心が折れそうになる
その時に知り合いから「いっそ手首にしたら?」と薦められて、小指の未来の無さもあって手首皿に転向することになりました。

結果として、(あくまでBMSをうまくなる点においては)手首は必須科目レベルだと感じました。
世の中には小指で発狂皆伝上位な人も居ると思いますが、その人たちもどこかで手首にしてたら更に上手くなってたんじゃないかなと思ってるくらいです。
(現に放送などで本人がそうコメントしている事もけっこう見てきました)

弐寺はわかりませんが、少なくとも武器のひとつとして持っておいて損することはあまり無いと思います。
最近は少なくなってると思いますが、ただのプライドで頑なに手首に変えない人は
本当に上手くなりたいんだったらまずその老害みたいな硬い考えを捨てたほうがいいと思います。
練習に使える譜面の幅が違いすぎるし、指を全部の鍵盤に充てれる差はデカすぎます。

【*押せない配置を無くしていく事】と、【*無駄な動きを減らしていく事】がこのゲームの肝だと思っています。
皿が来る度に運指を崩すロスは想像以上に大きかったんだなと、小指と手首両方体験した自分は思いました。

*ちなみにここでの【押せない配置】って言うのはまあ小指にとっての皿絡みは勿論、

鍵盤においてのハズレ配置、苦手配置、縦連などなど全ての要素のことです

まず半固定だった指の形を1048に慣れさせるのが大変でした
☆10とかでゆっくり単ノーツが2鍵に降ってきて、パッと叩くと3鍵を押しちゃうなんて所から...

クロペンハードしてたのに☆11のうらしまたろ子ちゃんでBP160吐き出してなんとかイージーするところからスタート。
今まで頑張って積み上げてきたものが全部消えた気がして、何度も辞めたくなったし
今でもあの頃が一番しんどかったかも。
知人が「手首にするなら絶対に出来るようになるまで戻すな」的なことを言ってくれたお陰と
もしここで辞めたら「音ゲーが上手くなりたい気持ちはその程度で折れるレベルだった」なんて思われるのが嫌で
なんとか半年くらいかけて手首で地力Sと戦えるくらいに戻れました。
元々1048だとか、ベチャでも矯正が上手い人なら1-2ヶ月でなんとかなる人もいると思います。

【追記】-----------------------------------------------------------
この手首の項目はスコア力は考慮していません。
連皿や皿の絡み方でスコアは出にくくなる可能性は高いです。
あくまで発狂皆伝までの拾う力の個人的意見ですね。
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余談ですがBMSでは割と早く手首に慣れて発狂五段、発狂六段を取得できました。なんでだろね?

・ここでのまとめ

【*押せない配置を無くしていく事】
【*無駄な動きを減らしていく事】

 

■物量がへた

その頃になんとなく気付いてきた点がありました

「なんか同時の濃い16分乱打(=物量譜面)が全然押せない」

違和感の最初は★12ゲンガオから。
★12Happy moonの後半とかも周りと比べても全然出来なかったです。

でもゲンガオなんて皆出来なかったから「まあそんなモンなんだろう」と思ってたし、
Happy moonに関しては「上手くなってもHappy moonがずっと下手な人って居ないから、地力がつけば勝手に解決するよ」と
色んな人から言われて、「ああ、純粋にこういう譜面に対する地力上げが出来てなかったんだな」と思いました。

基本的に鍵盤をいっぱい叩くだけで幸せになれる自分は物量譜面をやるのが滅茶苦茶楽しくて、
出来なくても全然モチベは萎えず、いつか出来るようになったらもっと楽しいだろうな、の一心で
ひたすら★12ゲンガオ、ナイトオブナイツ、AA、エンジェリックレイヤー、★13の乙女や滝行
★15の夏影やパパラッチやREWDやLUNASA(これはちょっと違うか)
背伸びして★16アシエル5.1.1リミといった
16分をひたすら維持する系や同時の濃い16分譜面をメインで回していました。
同時並行で★13コケシネコ、★15ヴェリエルみたいな速い乱打で指の速さを上げる練習もかなり進めました。

地力要素なのに出来ない傾向があるのが嫌だったので、とりあえず苦手だと思った譜面属性は出来るまでやろうと思いました。

ゲンガオは結局あんまり上手くならなかったけど、その辺りの発狂難易度の曲を満遍なく50-100回くらいやってるうちに
なんとかイージーで遊べるくらいにはなってきた気がします

そこで出てきたデカい壁が★18エルザでした。

「とりあえず★18エルザやってるだけで無限に物量はうまくなるよ」と上手い人たちが皆言うので
これはやるしかないぞと1年以上ひたすら「今日のエルザ」を毎回やってました。
100-150回くらいやった頃になんとなく気づいたのが、
なんか出来る人は40回くらいでハードしてるんですよね。
自分は2-3回イージーなんとか出来たくらいで安定なんて遠くて
ハードなんて夢のまた夢レベルでした

結局エルザを200回やっても初イージーした頃からずっと変わらないリザルトが続く中で
★19ブルホワみたいな高速乱打は練習してたお陰で着実に成長していき得意分野に、
そこまで多く地力上げに振っていないガチ押し、同時押し譜面もなぜかハードは着いていき、物量以外は順当にメキメキ上手くなりましたが
★18半分近くハードついても約束やエルザは未難どころかノマゲすらつかずに残ってました。
GOODTEKとかイージーも出来なかったです。未だに終盤の密度が★20乙女と変わらないように感じる...。
★12-17も未難は主に何も発狂の無いただの16分物量ばかり。
★20も入門と聞いてたLewisia、水晶世界などはボコボコにされて
カットアップはハード出来るのにエアゴやOpheliaはBP250くらい出てました
(時期的には確か旧発八~九あたり)

なにか変化を起こさないとと思い、「今日のエルザ」をやめて★20-21の周回ノックを始めたら
なぜかエルザに成長が見られ、この辺りで初ハード出来ました。
「エルザやってればとりあえず上手くなる説」は自分の中では
「なれる人はなれるんだろうな」くらいの信頼度になりました。
自分にはあまり向かなかったみたいです。

結構同じ悩みを抱えてる知り合いにも多いのですが、

【*同じ曲をひたすら回しても上手くなるとは限らない】と感じました。
【*色んな譜面のバリエーションを体験して経験値を稼ぐ】ほうが結果として得られたものは大きかったです。

それでも発狂難易度表で練習に使えそうな物量は限られていて、
結局「今日の織姫リミ」「今日の白魔法」「今日のLewisia」「今日のエアゴ」「今日のOphelia」「今日の乙女」「今日の2-4-11」「今日の水晶世界」
「今日のラブジャス」「今日のイグジス」みたいな固定メンバーが出来ちゃって(もちろん他にもありますが)
発狂十段取るくらいまで結局そいつらをぐるぐるぐるぐる回す事しかできませんでした

どれも回数が100-200回を超え、エアゴが300回超えてもイージーすら落ちる。
やっぱり★12ゲンガオはBP80位出てハード勝率2%くらいだし、エルザは再ハード全然できない。うーむ。


周りは流石にエルザなんてもう敵でもないみたいな感じでBP10とか出してる中で、どの譜面傾向よりも物量譜面を一番頑張ってた俺は「初めてイージーしました」みたいな推移のリザルトばっかり生み出してました

この辺りからいろんな人にアドバイスを聞いてまわる

・ここでのまとめ

【*同じ曲をひたすら回しても上手くなるとは限らない】
【*色んなバリエーションの譜面を体験して経験値を稼ぐ】

 

■ハイスピ矯正

まず最初に指摘されたのがハイスピでした。
これは実は弐寺時代の過去にも指摘されていて何度か直したんですが、
しっくり来ず目線が分からなくなって1~2ヶ月で戻しちゃってたんですよね。
当時の自分は緑数字260くらいのかなり速いハイスピで、
自分でも「まあ思い当たる節なら結局これだわな」と納得していた節もあり、
少しずつ落としていって大体緑285くらいで極力戻さずにがんばりました(これでも速いけど)
そんなハイスピを1年半くらい続けてみました

結果、全体的にスコア力が上がり、譜面をしっかり見る力、ちゃんと押す力は上がった気がします、
ただ、問題点として一番成長してほしかった物量地力はほぼ全く変わらなかったのです。
そもそも見えない。見えないから押せない。
譜面にモザイクがかかって指をどう動かせばいいかわかんない。
たまにデニム系とか割れ系に近い配置がきてモザイクがちょっと消える。
だいたいそんな感じ。

強いて言うなら出来る物量と出来ない物量が分かって来た。
16分の表拍が濃い同時で、裏拍が単-2個押しといった感じのタイプは押せる。
表拍の濃い同時だけ集中して裏拍の単押しは認識の端で流すイメージで戦えました。

youtu.be例えばst2のsolaとかみたいな傾向ね

 

 

問題は裏拍に3同時以上が来たときでした。
3-3系の物量になった瞬間に終わる。裏の3を認識する余裕が生まれない。
がんばって1同時1同時を見続けても物量に押しつぶされて持たない。

youtu.be

未だにハード勝率の低い★16のアシゴ。4-3,4-2,3-3などの乱打が全体的に来る

しばらく3-3物量の壁と戦う事になる。

【*★12-15の物量のBP減らしをメインにする】

主に課題だったのはゲンガオ、エンジェリックレイヤー、AA、
パパラッチ、夏影、odin等。ここで再びエルザ、約束等も日課に戻ってくる。
とにかく3-3が含まれる物量のBP減らし。

やっぱり右手4-7系が来るとコンボが切れるし譜面にモザイクがかかる。
じゃあもっと難易度を落とそう。
そんな感じの試行錯誤で、押せるところから押せないところに変わるラインを探し、
そのボーダーを上げていく意識をした。
同時並行で【*スコア狙い】を開始、BPとスコアを意識した練習に。
スコアの目標は最初はIRの上位半分で、次に上位3割、
ってやっていくうちにたまに上位1割くらいのスコアが出るようになった。

そんな練習をしていく内に気づいたのが、★19,20になんかデカい壁がある。
物量の密度の差なのか何なのかわかんないけど、★19↓の物量は一部(ゲンガオ、エルザ、アシエル辺り)を除いて
ある程度ハード勝率も上がったのに
★20↑になった途端にイージーすら怪しくなるのだ。

それまで何だかんだフワフワしながらも右肩上がりだった地力が完全に年単位で横ばいに...

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実際はこんな単純なグラフで表せられないけどね

人間にはそれぞれどこまで努力してももうこれ以上は上がらないよ!っていう押せる限界があって、
ここが俺の限界、カンストなのかなって思った。

「★20からは難しいから仕方ないよ」とか「俺も物量苦手だわ」って言う人たちが
俺の1/5くらいしか物量やってないのにこの壁を越えていくのが結構辛かったです。

ここまでで既に結構な人に地力を抜かされてきた人生だったんだけど、
この辺りは特に色んな人に抜かされた。
みんな爆速で発狂皆伝を取って辞めていく。
諦めずに継続している事だけがアイデンティティみたいになった

 

【*継続は力なり】

これはまさにその通りで、まあ辞めなければ、継続さえしていれば
地力が下がることはあんまりない
全く無いわけじゃないけど長期的に見るとやっぱりちょっとずつ上手くなってることが多い
どんなに才能無くてもどんなに目標立てるのが下手でもどんなに楽しくなくても
指に障害があって鍵盤叩けないとかじゃない限り全人類誰でも出来るのが【継続すること】です。

だってLR2立ち上げて鍵盤を指で叩けばいいだけなんだから。

何も毎日ホームランを打てと言ってるわけでもなくて、バットをもってブンって振ってみようって言っているのだ。
元気があるならボールを打ってみよう。ホームランを打てたら喜べばいい。
脳死で叩くのは良くないけど最悪辞めるくらいなら脳死でも叩けばいい。
つまんないとか面倒くさいは二の次で、とにかくLR2を立ち上げて鍵盤叩けばいいだけなんだし。
それでも辞めたくなったら「そこまでしてまで上手くなりたくないわ」程度の考えだったんだろうって感じ。
それは悪いことじゃなくて、仕事のほうが大事だとか、家族との時間のほうが、とか色々あると思う。
どれだけ音ゲーのために犠牲にできるかみたいなラインだと思う。
誰しもがどこかで訪れるラインだと思う。

一般的に考えてこんなのに仕事とか勉学とかリアルを犠牲にして人生かけてるのって頭おかしいしね


色々貰ったアドバイスのなかに「何も考えずに回数重ねてもだめだよ」とも言われることがあった。まあそれは当然そうなんだけど
俺の頭の中も見ずに何をもって「何も考えてない」と思ったのだろうか。
どういう認識をしようとか譜面を区切ってみてみようとか右手だけ見てみようとかスコア狙ってみようとか
こんなでも色々考えながらやってたんだけど、それでも何も考えずにやってただけと評価するなら
じゃあどうすればいいのかの正解例を示してほしかったかも

むずかしいゲームだよね

■困ったらハイスピを戻したり戻さなかったり試す

ハイスピ矯正から1年半くらい経った頃に知り合いに「ちょっとハイスピ戻してみたら?」と言われて
思い切って爆速ハイスピ時代の速さに戻してみたらエアゴ、2-4-11、Ophelia、乙女あたりが軒並みハードつきました。
恐らく速くする事で「次のノーツに認識を引っ張られず、そのノーツだけ見る」事が出来るようになったからかも。

でもこの方法も長くは続かなかったです。
爆速ハイスピに慣れちゃったからだ。
結局慣れちゃったら次のノーツが追えるようになって振り出しにもどる。
もっとハイスピを上げる。動体視力の限界がきてスコアも崩壊して諦めて緑数字を戻しました。

なのでこれは結局一時凌ぎでした。
どうしても行き詰まったら試してみる価値はあるかもくらい

■satellite stella

https://stellabms.xyz/

この状況を打破してくれたのは開始当初から長く継続していた「satellite難易度表の全白維持」と「難しい譜面の再ハード」だった
正確にはこれらを続けた先にあった【*stella難易度のハード特攻】
★20すらハードがままならない状況でst0-1とかまだハード早いだろうなって思う節がどこかにあった
早いだろうなって渋っていると、一生その渋っている難易度で停滞するようで
st0のハード無理そうな譜面も特攻しまくってる内に少しずつ打開していけました。
st1も案外戦えて、st0の未難が画面内に収まるくらいには★20も未難が片手で数えられるようになってたりしました。


2年間ずっと進捗がなかった★20にやっと確かな手ごたえを感じた。
ありがとうstella難易度。

 

■段位粘着は無駄かも

粘着して回数で倒す人よりも癖がついて終了する人が多いので
段位はここぞって時だけ受けましょう。

 

■さいごに

最近叩いた総ノーツ数が9900万ノーツになりました。

単発スコアタとか皿曲とかLNとか癖譜面とかにあまり寄り道せず、(たまに調子が悪い日に対策してハードしたりはしたけど)
ひたすら鍵盤地力上げをしてきたと思う。
そこまでやって、ここまで続けて、やっと★20の物量が遊べるようになってきました。
まだ★20水晶世界はハード落ちるし、エアゴやOpheliaの再ハードなんて考えられないレベルだけど
そんな自分でも発狂皆伝には受かりました。

たぶんガチ押しとディレイ系がそこそこ上手かったから。
と言うか物量以外はそんなに大きな苦手ないと思う。強いて言うなら皿と低速とLNだけど段位にはあんまり影響なかった
これはやってなかったから仕方ない。それでも★1-20全曲ハードできる程度には頑張ったけどね。

今回の記事で自分が言う【才能がない】ってのは結局、ひたすら努力を注ぎ込んでも全然伸びない属性って事です。

物量の才能が自分と同じくらい無くて、かつディレイもガチ押しも苦手で伸びない人が居たら
発狂皆伝は本当に厳しい世界なんじゃないかなと思います。
才能がある人じゃないと受からないわけではなくて、
才能がない人は厳しいみたいな。
あるわけでもないわけでもない普通の人は頑張れば行けるんじゃないですかね

 

【自分の中での結論:誰でも発狂皆伝は取れるのか?】

誰でも努力次第で発狂皆伝になれるって主張する人が一定数いるけど、自分はそうは思わない。
受かった自慢とかじゃないけどさ。
たしかにこんな自分ですら受かったけど、こんな自分より才能が無い人をいっぱい見てきたので。

発狂皆伝は誰でも受かるって言う人は、当然だけど全員発狂皆伝。
発狂皆伝が取れずに折れて死んでいった幾千人が下に居るわけで、
彼らのことを「ただの努力不足」で途中退場したと果たして断言できるのだろうか。

彼らの言う「絶対に発狂皆伝になれる方法」を使って発狂皆伝を取れた人は、そりゃ全員「絶対に発狂皆伝になれる方法」を信じると思う。
じゃあ「絶対に発狂皆伝になれる方法」を使ってもなれない人は、何を以って「なれなかった」と主張できるのでしょうか...?

途中退場を「努力が足りない」で否定されると、その人は発狂皆伝を取ることでしか答えを出せなくなります。
ほぼ悪魔の証明
生存バイアスがガンガンにかかってそう。


でも。

誰でも発狂皆伝になれるとは思わないけど、こんな自分でもなれました。
こんなクソ長文を読んでいる何かの才能が無い「どこかのだれか」へ。

この厳しい道のりの先に絶対発狂皆伝が待っているなんて断言できないしする気は無いです。
それでもその頑張る人の背中を押せる何かがあったのなら、嬉しいです。


まずは努力と継続から。


youtu.be